医療費・保育料・修学旅行費など 新しい子育て支援策発表 青森市
青森市が医療費や保育料の無償化拡大など県の交付金を活用した新しい子育て支援策を発表しました。
青森市の西市長は子ども医療費の無償化について、現在の「中学生まで」から「高校生まで」に拡大すると発表しました。保護者の所得制限も撤廃します。また国で無償化している3歳児から5歳児の保育料について市独自で2歳児も無償化します。さらに公立学校の修学旅行費を1人あたり小学校で3万5,000円、中学校で6万6,000円助成するほか虫歯予防のため口の洗浄に使うフッ素の費用を負担するなどします。それぞれ事業費の8割に県の交付金4億1,400万円を活用し、のこり2割は市の負担として今月末開会の市議会定例会に補正予算案を提出する方針です。開始は10月からを予定しています。
★青森市 西秀記市長
「安心して子育てができる青森市をめざしていきたい おそらく今回の対応で東北でもトップクラスの子育て支援が充実した街青森市になると思いますので今後さらに力を入れていきたい」
また夏の猛暑に備えて7月から9月まで市役所や市民センターなど24か所を「涼み処」として開放します。「熱中症特別警戒アラート」が出された際にはクーリングシェルターとして活用されます。