ふるさとで「最高の調整」 パリ五輪バドミントン男子シングルス 奈良岡功大選手
パリオリンピック出場が内定したバドミントン日本男子のエース青森市出身の奈良岡功大選手です。出場内定後初めて地元に戻り練習を公開しました。
初めてのオリンピック出場が内定している奈良岡功大選手は今月28日から始まるシンガポールオープンに向けおとといからふるさとに戻り調整しています。6歳のころから使うなじみの体育館です。
★バドミントン日本代表 奈良岡功大選手
「育った町なのですごく安心しています 自分のホームなので自分がやりたい練習ができますし最高の調整ができると思います」
レシーブを中心とした粘り強いプレーが持ち味ですが、きょうの練習ではスマッシュに力を入れていました。
★バドミントン日本代表 奈良岡功大選手
「自分は攻撃型ではなくレシーブ型なんですけど攻めがあった方が相手は怖いですし試合も有利に運べるのでスマッシュは絶対必要だなと思っています」
現在世界ランキング5位の奈良岡選手はシンガポールオープンを皮切りにオリンピック前に4つの国際大会を控えています。オリンピックではランキング4位以上に上位のシードが与えられるため今回の遠征でのランキング上昇を狙っています。日本代表のコーチを務める中西洋介コーチも奈良岡選手の攻撃面の強化がポイントと話します。
★バドミントン日本代表 中西洋介コーチ
「奈良岡選手の守備力をいかすためにも自分から先に攻めて、プレッシャーのかかるオリンピックでも持ち前の自信のあるプレーを見せてもらって日本男子シングルス史上まだメダル獲得はないのでそこをめざしてがんばってほしいです」
★バドミントン日本代表 奈良岡功大選手
「5月に体調くずしてからタイで試合をして、いま段々と上げている状態なので、オリンピックまであと4大会ありますけどいま自分がどの状態なのかとしっかり確認しながらオリンピックに向けて挑戦したいと思っています」
地元で英気を養った奈良岡選手はあすシンガポールに向け出発します。パリオリンピックのバドミントン競技は7月27日に始まります。