知床の海岸 釣り客用に無断で通路造成か 三重県の男(75)を逮捕 容疑を否認 北海道斜里町
北海道・斜里警察署は9月20日、三重県四日市市に住む無職の男(75)を海岸法違反の疑いで逮捕しました。
男は斜里町峰浜の海岸で、管理者の北海道知事の許可を受けずに通路を作った上、8月10日午前8時ごろから15日午前11時ごろまでの間、通路の上に流木を置いて占用した疑いが持たれています。
警察に町の職員などから相談があり、事件が発覚しました。
警察によりますと、男は斜里町峰浜に土地と建物を所有していて、秋サケ狙いの釣り客が海岸に出られるように敷地を通行させていたということです。
警察は、男が釣り客に利用させるために、重機を使って砂浜に通路を作り、自由に出入りができないように流木を置いたとみています。
調べに対し男は「占用していたわけではありません」と容疑を否認しています。
警察は、男が釣り客から金銭を受け取っていたかなど詳しく調べることしています。