衆議院選挙 宮崎県内の3選挙区は前職3人が当選 投票率50.61%
衆議院選挙は27日投開票され、宮崎1区は立憲民主党の前職が再選、2区と3区は自民党の前職がそれぞれ8回目の当選を果たしました。
宮崎1区の開票結果です。
渡辺創氏・7万9605票 武井俊輔氏・4万9310票
前回1070票差で初当選した立憲民主党の渡辺氏が、自民党の武井氏に3万票余りの差をつけ再選を果たしました。
(立憲民主党 渡辺創氏)
「いかに政治が前進し、政治の信頼を回復していくのか、多くの皆さんがそのことを問うた結果として、宮崎1区で再び役割を背負わせていただけた。どうぞ皆さんしっかりとこれからも渡辺創の歩みを見つめ続けていただきたいと思います。」
宮崎1区で野党候補が連続当選したのは小選挙区制の導入以来初めてです。
落選した武井氏は比例復活もならず、議席を失いました。
宮崎2区の開票結果です。
江藤拓氏・7万4367票 長友慎治氏・6万1603票
自民党の江藤氏が延岡市以外の全ての市町村で長友氏を上回る得票で、8度目の当選を果たしました。
(自民党 江藤拓氏)
「大逆風の中で、本当に追い詰められましたが、この苦しさは私の糧になると思います。ふるさとのために、日本のために、私の全ての命を燃やし尽くして働いていこうと心に誓っております。」
一方、国民民主党の長友氏は、九州比例ブロックで復活当選しました。
宮崎3区の開票結果です。
古川禎久氏・9万4009票
自民党の古川氏が約75%の票を集め、8回連続の当選を果たしました。
(自民党 古川禎久氏)
「国民の皆様の怒りを全身に感じながらの苦しい苦しい選挙戦でした。自民党が徹底して反省をして、徹底して自己改革をする。私は進んでその役割を担いたい。」
宮崎県内の投票率は50.61%で、前回の衆院選を3.05ポイント下回り、過去3番目の低さとなりました。