袋いっぱいのトウモロコシを男が…防犯カメラが捉えた“決定的瞬間” 白昼の犯行 山梨県
後を絶たない農作物の盗難被害、甲府市の畑で袋いっぱいのトウモロコシを持ち去る男の姿を防犯カメラが捉えていました。
背丈ほどに伸びたトウモロコシ畑に入っていくひとりの男。
しばらくすると、畑から出てきました。
よく見ると、男の手には白いビニール袋が。
中には袋いっぱいのトウモロコシが確認できます。
この映像は甲府市内のトウモロコシ畑で今月3日午前11時ごろ、畑に設置された防犯カメラが捉えたものです。
白昼にもかかわらず、堂々と歩く男。
白い長靴をはき、黒縁のめがねをかけて、野球帽を後ろにかぶっています。
帽子からのぞく髪は白く、見た目からは高齢とみられます。
畑の所有者によりますと、畑からは自家用に育てていたトウモロコシ10本ほどがなくなっていました。
畑の所有者は
「せっかく作ったものを持っていかれると残念。くやしいです」
県内では今月7日に笛吹市境川町の畑からトウモロコシ8本を盗んだとして、78歳の男が逮捕されています。
警察はこの男と今回の被害との関連を調べるとともにこの時期、多発する農作物の盗難に注意を呼びかけています。