「去年よりも数段上がっている」 堅守構築に自信 J2甲府 2次キャンプ佳境 30日はJ1強豪に挑む
大塚真司監督
「攻撃で相手陣地に入っていき、(ボールを)失った後の(守備への)切り替えの早さ。ここは去年よりも数段、力やスピードが上がっている。そこへのみんなの意識は強い」
ただ、30日のトレーニングマッチで対戦するのは、J1のビッグクラブ、横浜F・マリノス。真価が問われる中、29日の練習は前線のプレスに重点が置かれました。
岡山から加入し、前線でプレーするMF田中雄大選手(25)は、守備の連動性と積極性に自信を覗かせます。
田中選手
「後ろの選手だけでなく前の選手も組織的に守備をしている。岡山はすごく前からプレッシングしていくチームだった。よりボールに対して強く行けるように意識している。すごくいい感覚でやれている」
大塚監督
「J1と(試合が)できるのはいいチャンス。自分たちが積み重ねているものをいかに攻守の切り替えで出せるか。勝敗はどんな相手でもこだわっていきたい」
強豪のF・マリノスに、大塚サッカーがどこまで通用するのか―。J2開幕がおよそ半月後の2月15日に迫る中、チームの現在地が明らかになります。