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宮川大助・花子 5年ぶりNGK本公演登場 闘病生活を交えた漫才披露「第2の恋愛の最中」

2024年4月24日 22:45
宮川大助・花子 5年ぶりNGK本公演登場 闘病生活を交えた漫才披露「第2の恋愛の最中」
漫才を披露した宮川大助・花子
夫婦漫才コンビ『宮川大助・花子』の宮川大助さん(74)と宮川花子さん(69)が23日、大阪・なんばグランド花月(NGK)の本公演に5年ぶりに出演。喜びを語りました。

2019年に血液のがんの一種である多発性骨髄腫(たはつせいこつずいしゅ)を公表し、闘病を続けてきた花子さん。この日は2回、舞台に出演。大助さんが花子さんの乗った車いすを押しながら舞台に登場し、自身の闘病生活を交えた漫才を披露し観客を笑わせました。

公演後の取材会で、出演した感想を聞かれた花子さんは「うれしかったですね。2回やるっていうのが、未知の戦いだったので。本番まで、会社も(出演することを)言わないでくださいって言われてたんですよ。(だから)今日の朝、私がXに(出演告知)を出したんですよ。そうしたら若手たちが“師匠、X見て来ましたって人がいます“と。(みんなからの)あいさつがXでした、きょうは、“X見てきました”って。でも、大助さんが、Xを全然知らへんから、“何見て来はったの?”と(笑)」と、うれしそうに語りました。また、今回は車いすで登場しましたが、今後は「立って早くセンターマイクに行きたいっていうのがあります」とさらなる目標を明かしました。

一方、大助さんは「漫才って舞台の上から客席にエネルギーを送るんですけど、(今回は)花子の姿を見て、お客さんが“花ちゃーん”って言った瞬間に、客席が僕らにエネルギーをくれるんですよ。だから嫁さんは舞台に出るたびに元気になる。それがいちばんの感謝の言葉です」と、ファンへ感謝の言葉を述べました。

現在は、花子さんの看病をしながら生活しているという大助さん。「第2の恋愛の最中なんです。今まで大助・花子で看板で生きてきて、今は本名で、結婚したときの名前で生活している。嫁さんの全てを僕が24時間管理している。どんな形であっても、元気であって、そばにいてほしいと思います」と妻・花子さんへの愛を語りました。