3月末で退任する徳島県教育委員会の榊浩一教育長が退任会見【徳島】

3月末で退任する徳島県教育委員会の榊浩一教育長が29日に会見を開き、就任からの4年間を振り返りました。


3月末で退任する徳島県教育委員会の榊浩一教育長は、4年前の2020年4月に就任しました。

当時の印象に残る出来事として、猛威を振るい始めた新型コロナウイルスよる全国一斉休校を挙げました。

（徳島県教育委員会　榊浩一教育長）
「子供たちの学びをどう継続していくのか、失われた学びの時間をどう取り返してくのか、手探りで考える日々だった」

そんな中、学びを確保するため導入した一人一台のタブレット端末で故障が相次いだことについては…。

（徳島県教育委員会　榊浩一教育長）
「コロナ対応をしながら事務局の人間としては最善を尽くしたという風に私は考えている」

このように述べ、自身の責任には言及しませんでした。

一方で、端末の導入に関わったメーカーや関係者には、次のように苦言を呈しました。

（徳島県教育委員会　榊浩一教育長）
「教育用のタブレットであると子どもたちが使うのだということを、もう一度重く受け止めて欲しいなと思っている」