香川県立アリーナ　オープンに向けイベント開催で機運盛り上げ

　高松市サンポート地区で建設が進む香川県立アリーナについて、県教育委員会は来年（2025年）3月のオープン前からイベントを開いて、機運を盛り上げていく考えを示しました。

　制作中のプロモーション動画などが示された、16日の県議会特別委員会。県教育委員会はワークショップや誘客イベントを開いて、オープン前から機運を盛り上げていく考えです。また、こけら落としとなるイベントについては、コンサートやプロスポーツなどのジャンルから指定管理者が調整を進めているとしました。

（淀谷圭三郎教育長）「色々な形のPRがあると思います。スペシャルアンバサダー にも協力してもらいながら、色々な機会を通じてPRをしていく。」

　県立アリーナを巡っては、設計の問題から追加の工事が決まっています。建設費におよそ202億円、備品の整備に22億円かかる見通しですが、淀谷教育長は「現時点で増える要素は無い」との認識を示しました。一方で委員からは、振動や騒音など、周辺への影響が指摘されました。

　新しい県立アリーナは11月に完成し、来年3月にオープンする予定です。