×

2025年春開業予定の広島新駅ビル『ミナモア』 6つのコンセプトと一部の店舗を発表 中四国初の店舗に期待!【アナたにプレゼン・テレビ派】

2024年8月26日 16:51
2025年春開業予定の広島新駅ビル『ミナモア』 6つのコンセプトと一部の店舗を発表 中四国初の店舗に期待!【アナたにプレゼン・テレビ派】

広島テレビのアナウンサーが、気になるテーマを自ら取材して、お伝えする『アナたにプレゼン』。今回プレゼンするのは、木村和美アナウンサー。2025年春開業予定の広島新駅ビル『ミナモア』のコンセプトと一部の店舗についてお伝えします。

広島駅南側にあるエールエールA館11階から見ると、『雁木テラス』と呼ばれる階段状になっている場所の整備もかなり進んでいます。8月20日時点で、工事の進捗状況は8割を超えたところだそうです。

開業まで9月で半年となる中、新広島駅のコンセプトと一部の店舗が発表になりました。

■中国SC開発社長 竹中靖さん
「『この広島の街にミナモアがあってよかった』と思ってもらえるような、そういうショッピングセンターにしていければと思っております。」

具体的な開業日は、現在調整中とのことです。

『ミナモア』は、特定のターゲットを設けず、様々な人が様々な形で利用できる施設を目指しています。ファッションやグルメなど、幅広い分野のおよそ200店舗が入る予定で、発表された主な店舗には、中四国初や、地元広島にゆかりのある店舗が名を連ねました。中でも、路面電車が乗り入れる2階のアトリウムには、目玉となる店舗が揃います。

会見で発表された「ミナモア」の6つのコンセプトは、「全館カフェ」「日常の中の冒険」「会いに行く」「ギフトの殿堂」「中四国の玄関口」「自分使い」です。それぞれのコンセプトを代表する店舗も発表されました。

全国の政令指定都市の中で、広島市はコーヒーの購入量が4位であることから、『全館カフェ』のコンセプトとして、各フロアには多彩なカフェを用意しています。路面電車が乗り入れる2階のアトリウム空間には、中四国初出店でベルギー王国御用達のベルギーのチョコレートブランド『ピエール マルコリーニ』、同じく中四国初出店でニューヨーク発祥の『ザ シティ ベーカリー』、地元広島で有名なカフェで「HiroPa!」にも出店している『オブスキュラコーヒーロースターズ』の出店が発表されました。

「ミナモア」は、非日常へ誘うような、友達のような存在にがなることが期待されています。『日常の中の冒険』というコンセプトを代表する店舗として、香水で有名な『メゾン マルジェラ「レプリカ」フレグランス』が出店することになりました。さらに、人と人の繋がりや絆を深めるツールとなるギフトを選べる『ギフトの殿堂』のコンセプトとして、地元広島からのリクエストも多かった『SHIRO』、広島でも焼き菓子やジャムなどで人気の『you-ichi』の出店も発表になりました。

街の内外の色々な交流をもっと生み出したいというコンセプトを表す『中四国の玄関口』の店舗には、中四国初となる台湾で小籠包が有名なレストラン『ディンタイフォン』、同様に中四国初出店で、アメリカニューヨーク発のハンバーガーレストラン『シェイク シャック 』、食べるスープ専門店の東京の『スープストックトーキョー』 などが入ります。現在のekieにある店舗と合わせると、レストランだけで店舗数 は70を超える予定です。

『ekieザッカマルシェ』の増床部分のオープン日も発表になりました。2025年春に開業する駅ビル「ミナモア」に組み込まれる7店舗のうち、中四国初出店で資生堂が展開するフレグランスや化粧水などを扱うお店「BAUM」など6店舗が9月26日、広島初出店の高級スーパー『成城石井』は10月1日となります。

2025年春に開業となる新しい広島駅と駅ビルがどんな場所になっていくのか、待ち遠しいですね。