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パトカーを見てドアを開け閉めする不審な車 大麻所持の疑いで熊本市職員ら逮捕

2024年7月31日 12:19
パトカーを見てドアを開け閉めする不審な車 大麻所持の疑いで熊本市職員ら逮捕

今年1月、福岡市で大麻を所持していたとして、熊本市職員の男ら4人が30日、逮捕されました。

大麻取締法違反の疑いで逮捕されたのは、熊本市上下水道局中部浄化センター職員の永田陽孔(ひこ)容疑者(22)ら、19歳から22歳の男4人です。

福岡県警によりますと永田容疑者らは今年1月、福岡市・天神の駐車場に止めた乗用車の中で、大麻を含む植物片、0.155グラムなどを所持した疑いがもたれています。警察官がパトカーを見てドアを開け閉めする不審な車を見つけ、車内を調べたところ灰皿や助手席のシートから大麻が見つかりました。

熊本市によりますと、永田容疑者は入庁2年目で下水処理の業務にあたっていて、当日は休みだったということです。警察は永田容疑者を含めた4人の認否を明らかにしていません。

職員の逮捕を受け熊本市の大西一史市長は31日、「大麻などに決して手を出さない社会を作るため全力をあげなければならない中、職員が逮捕され、心からおわび申し上げます。市民の皆さんに信頼していただけるよう職員一丸となって誠心誠意取り組んでいきます」と話しました。