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支援者向け宿泊施設 今月中に運用開始 「少しでも安心して復旧復興に臨める環境を」

2024年3月27日 18:26
支援者向け宿泊施設 今月中に運用開始 「少しでも安心して復旧復興に臨める環境を」

被災地の復興支援に向けた動きを加速させます。
県は、応援職員などの宿泊施設としてのと里山空港に整備していた仮設ホテルなどについて今月中に運用開始することを発表しました。

NNN取材団・伊藤裕介 記者:
「こちらが工事が完了した支援者向けの仮設ホテル、もうまもなく利用できるようになります」

県が、のと里山空港の敷地内に整備したのはカプセルタイプのほか1人部屋や4人部屋の宿泊施設あわせて41室です。
県では、能登に入る応援職員の宿泊場所を確保するため整備を進めていて、一部の工事が完了することから今月31日から運用を開始します。

また、空港に隣接する日本航空学園の寮が学生の県外避難により空室になっていることから225室を、今月30日から中長期的な支援者の宿泊先として活用するということです。

馳知事:
「支援者の方々に安心してお住まいを確保して復旧復興の仕事に臨んでいただけることになる」

県では今後、6月末までに200室を追加することにしています。

そして、馳知事はきょう、4年間の任期の折り返しを迎えましたが…

馳知事:
「まずこの災害対応」
「関係省庁の皆さんが一生懸命仕事をしていただいています」
「そういう中で私の任期うんぬんではなくて、毎日被災地、被災者、被災事業者のために一生懸命働きたいと思います」

これまでも2年後の再選出馬については明言している馳知事ですが、今は何よりも災害対応を優先する姿勢を見せました。