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9月に東京で開催される世界選手権の代表選考を兼ねた競歩の大会が、能美市で行われました。 ことしの全日本競歩能美大会は、例年4月に輪島市で行われる35キロ競歩の日本選手権を兼ねた開催となり、9月の世界選手権東京大会への出場をかけたレースとなりました。 時折雨脚が強まるなどあいにくのコンディションの中、序盤は、落ち着いたレース展開に。 徐々に集団が絞られる中、26キロ付近で、自衛隊体育学校の勝木隼人が抜け出します。 その後もペースを崩さず、じわじわと後続との距離を引き離し、日本陸連が定める世界選手権の派遣設定記録を上回る2時間24分38秒でゴールし優勝。 世界選手権の代表に内定しました。 ■世界選手権代表内定勝木 隼人選手 「日本選手権で初めて勝ったので、しっかり勝ったことをイメージして、東京でも優勝目指したいと思います」 一方、女子35キロでは、この種目、初めての挑戦となった、順天堂大学の梅野倖子が優勝しました。
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