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【「ジュノンボーイ」グランプリに輝く!】宮城県出身「石山順征」さんに話を聞く<新春インタビュー>

2024年1月5日 21:00
【「ジュノンボーイ」グランプリに輝く!】宮城県出身「石山順征」さんに話を聞く<新春インタビュー>
ジュノンボーイグランプリ 石山順征さん

2024年、飛躍が期待される宮城県関係の方に話を伺う新春インタビュー。
宮城出身で、去年 若手俳優の登竜門と言われるコンテスト「ジュノンボーイ」のグランプリに輝いた石山順征さんに、話を聞いた。

<石山順征さん>
「小鶴新田の田んぼ道を友達と一緒に自転車で帰ったり、ただのサッカー少年の高校生の1人でした」

18歳の春まではどこにでもいる普通の高校生だったという石山さんの運命を、一夜にして変えたのが、
去年11月の「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」。

過去には、菅田将暉さんや溝端淳平さん、伊藤英明さんや小池徹平さんなど、名だたる俳優がここからデビューしたという若手俳優の登竜門だ。

<コンテスト受賞時>
「グランプリは7番、石山順征さん」

応募総数1万5155人の頂点に輝いた。

<石山順征さん>
「呼ばれろ呼ばれろと思っていたけれど、足はガクガクしていて。呼ばれた瞬間は、ハッという夢のような感じでした」
<柳瀬洋平アナ>
「リアクションがワァーという感じではなかったですよね」
<石山順征さん>
「1周回って冷静でしたね」

<コンテストやりとり>
司会)感想を一言お願いします
石山)本当に今はとても嬉しいです。これからも石山順征は、謙虚に目標に向かって頑張っていきますので、今後とも応援よろしくお願いします

2005年、利府町に生まれた石山さん。
根っからのサッカー少年で、小学2年生の時にはスペインの名門レアルマドリードの練習にも参加。
利府西中学校からサッカーの強豪「東北学院高校」に進んだ。

去年高校を卒業し、今は東京の大学に通う石山さんに、母校を案内してもらった。

<「東北学院高校」での石山さんと柳瀬アナ>
柳瀬)早くも話題になっているんじゃないですか?
石山)ありがたいですね、ありがたいです
柳瀬)こういうところで実感したりしますか?
石山)宮城に帰ってきておめでとうと言われる機会が多くなったので、ずっとうわの空だったけど、やっと宮城に帰ってきて実感したという感じです

石山さんは、このグラウンドでサッカーに没頭する青春を過ごした。

柳瀬)石山さんにとって、この場所はどんな場所になりますか?
石山)思い出の地ですね。仲間と競い合って切磋琢磨した大切なグラウンドというイメージがあります

そんな石山さんにとって、転機となった試合がある。

「全国高校サッカー選手権」宮城県大会の決勝戦。

<アナウンサー実況>
「17番 石山順征が、左です」

3年生最後の冬、全国大会出場を賭けた一戦で、150人を超える部員の中からスターティングメンバーを勝ち取った。

<石山順征さん>
入場からカチコチなんですよ。緊張してどんなプレーしたか覚えていないです、それくらい大舞台で

<アナウンサー実況>
「17番の石山が抜けるっ!背後 折り返しますが・・」

しかし、PK戦の末。一番の目標だった全国大会には、届かなかった。

<石山順征さん>
あと一歩だったということを考えると本当に悔しくて、全国大会に出るというのは3年間掲げてきた目標だったので、あそこで不完全燃焼だったらまだサッカーを続けていたと思うけれど、やり切ったという思いが強かったので、サッカーから離れて芸能界への思いが強くなった要因でもあると思います。

見据える芸能界での活躍。インタビュー中、初々しい一面をみせてくれた。

柳瀬)サインは作りましたか?
石山)考え中なんですよね。英語で書いているんですけど、なんか物足りなくて。ここにニコちゃんマークを書くのがサインなんですけど、なんか物足りないと思って。JUNSEYでYを書くんですけどこれは変わるかもしれないです。現段階でのサインですね。

芸能界への夢を膨らませる石山さん。俳優として大切にしたいことがあるという。

柳瀬)ここだけは譲れないとか、ここだけは大切にしたいという軸はありますか?
石山)謙虚さですかね。サッカーをやっていてうまくいっている時期は、謙虚さや初心を忘れた時期もあったので、試合に出られなくなったり怪我をしたり天狗になると失敗するのでいつでも感謝の気持ちや謙虚さは自分の軸として入れておきたいと思います

<石山順征さん>
僕が憧れている俳優は、志尊淳さん。ビジュアルももちろんかっこいいが、志尊淳さん自身 闘病生活を乗り越えて感動を与えている役者としてとても勇気づけられたし、憧れの存在です

2024年は石山さんにとって、飛躍の1年となる。

<石山順征さん>
挑戦の年にしたい。演技のレッスンや勉強は一からのスタートなので、失敗の方が多いと思うが、それに対しひとつづつ真摯に向き合って自分なりに吸収して、できれば多くの作品に携われたらと思うので、色々なことに挑戦する年にしたい