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三遊亭円楽さんを偲ぶ会 三遊亭好楽「自分で静かに幕を引いた、カッコいいですね」

2022年10月28日 21:15
三遊亭円楽さんを偲ぶ会 三遊亭好楽「自分で静かに幕を引いた、カッコいいですね」
三遊亭円楽さんを偲ぶ会
9月30日に肺がんのため72歳で亡くなった、落語家の三遊亭円楽さんが出演予定だった『五代目圓楽一門会』の落語会が、28日に東京・国立演芸場で行われました。落語会に出演した三遊亭好楽さん(76)が、亡くなった円楽さんへの思い出と、今後について語りました。

円楽さんの最後の高座となった、東京・千代田区の『国立演芸場』で行われた『五代目圓楽一門会~六代目を偲ぶ会~』。ロビーには、国立演芸場に出演する際に使われていた『めくり』や、舞台写真など、円楽さんゆかりの品が飾られ、献花台が設けられました。

■好楽が語った円楽さんの最後「自分で静かに幕を引いた」

落語会の前にインタビューに応じた好楽さんは、円楽さんが亡くなった日のことを振り返り「急いで(円楽さんの)お宅へ出向いたら、寝てるような顔でした。お弟子さんたちとみんなで『ほら見てご覧、寝てる顔だよ、起こせ起こせ』って言って。そしたら、おかみさんが言うには『やっと楽になったんですかね』って。闘病生活が2年半以上でしょ。それ考えるとやっと、ホッとしたんじゃないかなと。30日に静かに息を引き取った。お医者さんも気付かなかった。だからおかみさんも、お弟子さんも呼ばれてなかったんです。自分で静かに幕を引いたんですよね。カッコいいですね。出来ないよそんなこと」と語りました。

続けて「(円楽さんは)静かに息を引き取った。そしたら顔が元に戻っていた。国立の最後の高座の顔じゃなくて、ふっくらしてるの。“すごい、こういう亡くなり方したんだ”って」と亡くなった円楽さんとの対面を振り返りました。

落語会の後に行われた取材会では、亡くなってから約1か月がたった今の心境を聞かれ「1か月っていうのはすごく長く見えますけど、とても短くて。まだピンとこないっていうのが、我々の感じ方なんですね。これからですよ。この1か月過ぎて、2か月、3か月、今年が暮れて、一周忌になると、またじわじわ彼のすごさがわかって、感謝することがいっぱい増えてくると思います。彼の恩恵はものすごく大切にしていかなきゃいけない。そうしないと罰が当たるなと、そういうことを思ってます」と円楽さんへの思いを語り、感謝しました。