「矢口高雄マンガ文科賞」創設 選考委員には漫画家の高橋よしひろさんや東村アキコさんら
横手市出身で、2020年に亡くなった漫画家矢口高雄さんの功績を称えるマンガ文化賞が創設されました。
優れたマンガ作品や、矢口さんの思いに通じる活動を応募の対象としていて、日本のマンガ文化の発展と底上げを目指します。
代表作「釣りキチ三平」などで、四季折々の自然やふるさとの風景を描いた、横手市出身の漫画家矢口高雄さんの功績を称えようと創設された「矢口高雄マンガ文化賞」。
2020年に亡くなった矢口さんの思いに通じる作品に光をあてることによる、マンガ文化の発展と底上げも目指しています。
応募対象はマンガ作品だけでなく、矢口さんと同様の志で活動している個人や団体、それに原画を活用した展覧会・イベントなども選考の対象です。
東成瀬村出身の漫画家高橋よしひろさんや、「海月姫」や「東京タラレバ娘」の作者で、漫画家の東村アキコさんが選考委員を務めます。
マンガ文化賞を主催する秋田魁新報社の佐川博之社長は記者会見で「賞の創設・選考を通じて、地方の魅力を全国の方々に再発見してもらうことが最大の狙いだ」と語りました。
『矢口高雄マンガ文化賞』の応募は来月始まります。
受賞作品の発表は10月上旬、授賞式は10月下旬の予定です。
副賞として100万円が贈呈されます。