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Sexy Zone・メンバーが涙 デビュー12年目で悲願の初ドームツアー

2022年12月18日 21:35
Sexy Zone・メンバーが涙 デビュー12年目で悲願の初ドームツアー
16日に行われた東京ドーム公演の様子
アイドルグループ・Sexy Zoneの初のドームツアー『セクシーゾーン ドームツアー2022 ザ・ハイライト』が16日より開幕。その初日公演が東京ドームで行われました。

デビュー12年目にして初の単独ドーム公演。6月に発売されたアルバム『ザ・ハイライト』の収録曲のほか、デビュー曲も披露するなど、グループの軌跡をたどるステージとなりました。

■佐藤勝利「ドームにたどり着いたぞー!新章、幕開けです!」

初日公演には、東京ドーム最上階まで埋め尽くす約5万5000人のファンが来場。2011年のデビュー以来、悲願だったという景色を目の当たりにすると、佐藤勝利さん(26)は「Sexy Zone、ドームにたどり着いたー! 新章、幕開けです!」と叫び、松島聡さん(25)はあふれる涙をこらえ切れず。様々な思いとともにグループの原点であるデビュー曲『Sexy Zone』を披露しました。

ライブ中盤、菊池風磨さん(27)が「ドームに来ちゃったよー!」と口火を切ると、中島健人(28)さんは「ドーム、今日もセクシー? 今日もゾーン?」とたずね、反応するファンとのやり取りを楽しむ一幕も。登場時の泣き顔をツッコまれた松島さんは「だって、この景色だよ?」と笑顔を見せ、佐藤さんは「ドームはずっと夢だったじゃない? それが叶った今も、ちょっと夢の中みたい」と素直な感想を言葉にしました。

■菊池風磨「想いとしては、5人で」

ステージにはバラをモチーフにしたミラーボールが飾られ、地上18mまで上がる"進化式スーパークレーン"が登場するなど、華やかな演出の中、「RUN」「Lady ダイヤモンド」などの名曲を披露しました。

公演最後の挨拶で中島さんは、「本当に見たかったです、この景色が。2011年に突如集められてグループを組んだ僕らは、右も左も分からず、今日までたくさんの経験をしながらいろんな場所でコンサートをさせていただいて、ついに東京ドームに来て…僕らSexy Zoneが初めて東京ドームに立って、その姿を世界で最初に見たのはここにいるSexyラバーズ(ファンの総称)です。僕らSexy Zoneは皆さんが応援してくれる限り、突き進みます。この時代に、僕らSexy Zoneというアイドルを選んでくれて心からありがとう。東京ドーム、Sexyサンキュー!」と涙ながらにメッセージ。

菊池さんは、「東京ドームのステージに、Sexy Zone"5人”が立てていることをうれしく幸せに思います。想いとしては、"5人"で東京ドームに来ることができて良かったなと思っております。」と、体調不良のため活動休止中のメンバー、マリウス葉さん(22)の思いも乗せてコメント。「デビュー当時の僕らは、ただ目の前を見て、根拠のない自信を抱いて、大きな夢…ただそれだけを見ていました。その根拠のなかった大きな夢の一つ、東京ドームが今、ここで叶ってます! 今このステージに立って思ったことがあります。もちろん夢を叶えることは大事で、幸せで、この上ないことだけど…最初はバラバラだったはずのみんなで、大きくて途方もない夢を一緒に見ることができたその過程が、その日々が何より幸せだったんじゃないかなと。次はもっと大きな夢を皆さんと見ていくことが僕の今一番の大きな夢です」と真っすぐに語りました。

アンコールでは、ジャニーズ事務所がコンサート開催にあたり不織布マスクの着用などを前提に"声出し"を容認したことを受け、メンバーがファンの声を求める場面も。中島さんが「みんな、今、オレたちの名前呼べる状況です!」と呼びかけ、メンバーの「We are・・・」に続くファンの「Sexy Zone!!」の声とともに、公演が締めくくられました。

Sexy Zoneは、12月24日・25日には京セラドーム大阪で公演を行う予定です。