×

香港からの観光客も参加…大内宿の半夏まつり 国宝の白水阿弥陀堂庭園観覧が再開・福島県

2024年7月2日 18:57
香港からの観光客も参加…大内宿の半夏まつり 国宝の白水阿弥陀堂庭園観覧が再開・福島県
福島県内は梅雨の晴れ間となりました。
下郷町の大内宿で伝統の「半夏まつり」が行われ、いわき市では国宝の白水阿弥陀堂の庭園の観覧が再開しました。

下郷町の大内宿です。伝統の半夏まつりが行われました。
「半夏まつり」は、平安時代にこの地にたどり着いた高倉以仁王を慕って住民たちが始めたとされていて、毎年7月2日に行われています。
伝統の衣装に身を包んだ地元の住民や子どもたちが集落を練り歩き、五穀豊穣などを祈願しました。
■観光客(埼玉県)
「昔から続いてる祭りなので一瞬だけれど参加した感じになれてよかった」
■観光客(香港)
「香港から来ました。日本特有の文化でとても面白かったです」

一方、こちらはいわき市です。国宝の「白水阿弥陀堂」では、2日から庭園の観覧が再開しました。
2023年9月の線状降水帯による大雨で大きな被害を受け、これまで庭園の復旧工事が行われてきました。
さっそく観光客が訪れ、土砂が取り除かれてきれいになった池の周辺で散策を楽しんでいました。

■願成寺 赤土隆行住職
「拝観者の方々からなぜまわれないのですかとよくたずねられました。ようやく元に戻って安堵しております」

白水阿弥陀堂の完全復旧は2025年2月ごろになる見込みです。
福島中央テレビのニュース