日経平均反発 米中貿易協議の進展に期待感
6月27日の東京株式市場で、日経平均株価は3日ぶりに値を上げた。平均株価の終値は26日に比べて251円58銭高い2万1338円17銭。
前の日にアメリカのムニューシン財務長官がアメリカと中国の貿易協議について楽観的な見方を示したと伝えられ、27日朝の東京株式市場では、米中貿易協議が進展するとの期待感から、東京株式市場で中国と取引の多い企業の銘柄を中心に買い注文がふくらんだ。また、外国為替市場で円相場が1ドル=108円台と26日に比べて円安に傾いたことから自動車などの輸出関連株などに買い注文が入り、平均株価は次第に上げ幅を広げる展開となった。
東証1部の売買代金は概算で2兆0034億円と、節目の2兆円台を上回るのは4営業日ぶり。東証1部の売買高は、概算で12億0436万株。