10月23日から福岡市の百貨店で、北欧のグルメや雑貨を集めた「北欧フェア」が始まりました。

アーモンドペーストやクリームを挟んだスウェーデンの伝統菓子「セムラ」に、北欧の寒さには欠かせないカラフルな色合いのルームソックスなどが並びます。

福岡市博多区の博多阪急で始まった「北欧フェア」では、フィンランドやスウェーデンなど7か国から29店舗が出店しています。

フィンランドで人気のドーナツは、初出店です。北欧では体を温めるためスパイスを使う料理が多く、ドーナツにもカルダモンやシナモンがたっぷり練り込まれています。

■吉村史織アナウンサー
「スパイス！独特のすっきりしたスパイスのさわやかな感じが広がって、新しい味のドーナツです。」

■吉村アナウンサー
「現地の文化を知ることができるのが、木製のマグカップです。北欧の人たちは大切な人にプレゼントする習慣があるそうです。」

シラカバをくり抜いたカップの「ククサ」は、フィンランドの遊牧民に伝わる器で、“幸せのシンボル”として出産祝いなどに贈る伝統があるといいます。

■訪れた人
「食器もかわいらしい、華やかな感じがあるので好きです。」

北欧フェアは28日まで博多阪急で開かれています。