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米失業率が改善、職探し断念増加が原因か

2013年9月7日 8:42

 アメリカの8月の失業率は7.3%と、前月比で0.1ポイント改善したことが分かった。しかし、その理由は職探しを諦めた人が増加したためとみられている。

 アメリカの労働省が6日に発表した8月の雇用統計によると、失業率は7.3%と前月比で0.1ポイント改善した。これは4年8か月ぶりの低水準となるが、非農業部門の就業者数の伸びは16万9000人と市場予想を下回った。

 失業率改善の理由は職探しを諦めた人の増加が原因とみられ、経済回復のペースの遅れが指摘されている。