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北、露関係強化でトランプ政権に圧力狙いか

2019年4月25日 6:16

北朝鮮の金正恩委員長は25日、ロシアのプーチン大統領と初めての会談を行う。金委員長は24日、「有益な対話ができると信じている」と述べ、ロシアとの関係強化に期待感を示した。

金委員長を乗せた特別列車は24日、会談場所となるロシア極東のウラジオストクに到着した。金委員長は、これに先立って、ロシアメディアのインタビューに応じ、プーチン大統領との会談について、「有益な対話ができると信じている」と述べ、期待感を示した。

北朝鮮・金正恩委員長「プーチン大統領との会談で多くの問題で意見を交換し、地域情勢の安定化を共に図るため有益な対話ができると信じている」

金委員長が外国メディアのインタビューに応じるのは初めて。北朝鮮としては、2回目の米朝首脳会談が物別れに終わり、アメリカとの非核化交渉がこう着する中、かねてから北朝鮮寄りの立場をとっているロシアとの関係を強化することで、トランプ政権に圧力をかける狙いがあるとみられる。

会談は、25日午後に行われる予定。

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