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首相の“汚染水”認識に危機感~海江田代表

2013年10月19日 3:18
首相の“汚染水”認識に危機感~海江田代表

 民主党の海江田代表は18日夜、BS日テレの番組「深層NEWS」に出演し、福島第一原発の汚染水をめぐる安倍首相の認識に危機感を示し、臨時国会では対策を迫っていく考えを示した。

 海江田代表は汚染水問題について、「自分たちのことをほおかむりして、(政府に)責任を押しつけるつもりはない」とした上で、安倍首相が「状況はコントロールされている」と述べたことに危機感を示した。

 海江田代表「もうコントロールされているんだということから出てしまうと、問題の重要性に対する認識が違ってくるのではないか」

 海江田代表は、民主党政権の汚染水問題への対応を検証した結果を来週にも公表することを明らかにした上で、今の国会で遮水壁以外の対策についても議論する必要性を強調した。

 また、野党再編に関して、「民主党を中心にしてなるべく広く協力して、巨大与党に対峙(たいじ)していかなければいけない」と述べ、野党共闘に前向きな考えを明らかにした。