菅野投手、日本ハム入団を拒否 浪人へ
プロ野球「北海道日本ハムファイターズ」からドラフト1位指名を受けていた東海大学・菅野智之投手(22)が21日、日本ハムには入団せずに浪人すると発表した。
菅野投手は、最速157キロを誇る本格派で、早くから伯父・原辰徳監督がいる「読売ジャイアンツ」入りを熱望していた。今年のドラフト会議では巨人の単独指名が有力視されていたが、日本ハムがサプライズ指名で交渉権を獲得した。
菅野投手「最終的な決断をしたのは昨日です。自分の考えがしっかり固まったので、そのことを(東海大学の)横井監督に伝えて決めました」「先日、日本ハムの方から、色々話を聞いて、本当にありがたいことだと思いました。すごく険しい道になるなとは思いますけど、またそれも自分の力に変えられるように、もう一回りでも二回りでも大きくなって、また来年のドラフトを迎えられるように頑張っていきたい」
菅野投手は、今月7日に日本ハムが指名挨拶に訪れた際に、「一度しかない人生のことなので、とにかく自分の意思をしっかり持って決めたいなと思います」とコメント、その去就が注目されていた。