「国際高速鉄道協会」都内で初の国際会議
新幹線を世界に売り込むため、JR東海などが設立した「国際高速鉄道協会」は22日、東京都内で初めての国際会議を開き、高速鉄道の建設計画があるアメリカなどに、新幹線の安全性などをアピールした。
22日に開催された「国際高速鉄道協会」の国際会議には、日本側の参加者のほか、アメリカやインド、マレーシアなど11か国の政府関係者ら300人余りが集まった。
「国際高速鉄道協会」は今年4月、新幹線を世界に売り込むためにJR東海をはじめとするJR4社や鉄道関連企業が共同で設立した。会議の冒頭、JR東海の柘植社長は、開業50周年を迎えた東海道新幹線の安全性や正確性をアピールした。
日本の新幹線が海外で採用されたのは、今のところ台湾だけにとどまっており、JRなどは一体となって日本の新幹線を売り込むことで、輸出の拡大につなげたいとしている。