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今シーズン初 アカウミガメの産卵を確認

2015年4月18日 15:13
今シーズン初 アカウミガメの産卵を確認

 ウミガメの産卵地として知られる鹿児島県の屋久島で、今シーズン、全国で初めてとなるアカウミガメの産卵が確認された。

 ウミガメの保護や調査を行っている屋久島うみがめ館によると、17日午前6時ごろ、屋久島町永田の前浜で絶滅危惧種のアカウミガメの足あとを発見。産卵した場所を掘ったところ、中から約140個の卵が出てきたという。アカウミガメの産卵が確認されたのは今シーズン、全国で初めて。

 見つかった卵は、波がなく、人が通らない安全な場所に移された。屋久島町永田の砂浜では去年、約3800回の産卵が確認されている。産卵のピークは来月下旬から6月末で、今回見つかった卵は6月から7月の間にふ化する見込み。