温泉街の空き家にクマろう城 丸一日経過 福島・会津若松市
27日、福島県会津若松市の東山温泉街にある空き家で、クマ1頭がいるのが見つかりました。周辺では警戒を強め、28日朝から捕獲作戦が行われましたが、クマは丸一日たった今も空き家に立てこもっているということです。
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会津若松市にある東山温泉街。27日午後4時過ぎに「建物が荒らされている」と警察に通報があり、現場に駆けつけた警察官が、和菓子店に隣接する空き家にクマ1頭が立てこもっているのを確認しました。
近くの住民
「怖い。うちのそこのところ(窓)を開けて、入ってきたらどうしよう。ここ(街中)まで出てきたのは、あまりないのではないか」
クマはその後も空き家の中にとどまり、警察が温泉街周辺で警戒を強めていました。
一夜明け、朝早くから“捕獲作戦”がスタート。警察や市の担当者などが空き家近くの川沿いに罠を仕掛け、麻酔銃を使って捕獲できるよう準備を進めました。
観光客
「(クマがいることを)知らずに来てしまったので、危ないので心配ですよね」
クマは今も空き家に立てこもっているとみられます。これまでに人への被害は確認されていません。