「おとり広告」 ソフトバンクに措置命令
実際には購入できない商品を店頭で買えるかのように表示していたのは、「おとり広告」にあたるとして、消費者庁はソフトバンクに再発防止などの措置命令を行った。
消費者庁によると、ソフトバンクは去年11月、「いい買物の日」と題し、自社のウェブサイトで全国485の店舗で、86種類のアップルウオッチが全て買えるかのように、紹介していたが、在庫がないケースがあったという。これが「おとり広告」にあたるとして、消費者庁は27日、「ソフトバンク」に対し、再発防止などの措置命令を行った。
ソフトバンクによると、約3分の1の店舖では1台も在庫がなかったという。ソフトバンクは「措置命令を真摯(しんし)に受け止め、再発防止に努めてまいります」などとコメントしている。