自殺者数8年連続で減少 女性は過去最少に
去年の全国の自殺者数は2万1321人で、8年連続で減少していることが分かった。特に、女性の自殺者は、過去最も少なくなった。
警察庁などによると、去年の全国の自殺者数は、前の年より576人減って2万1321人で、8年連続で減少した。男性の自殺者数は、女性の約2.3倍で、女性は、40年前に統計を取り始めて以来、最も少なくなった。
職業別では、無職の人が1万2280人で、全体の6割近くを占め、次いで、被雇用者が約3割を占めた。
年齢層別では、20歳以上の各年齢層で減った一方、19歳以下だけが前年より47人増え、567人となった。
厚生労働省は、自殺対策強化月間の今月、SNSでの相談窓口を設置し、ツイッターやLINEなどでも相談を受けられるようにしている。