皇室の護衛などにあたる皇宮警察本部の新人皇宮護衛官が、警察学校に入校し、新たな一歩を踏み出した。

１０日午前、皇宮警察本部の警察学校で、男性３０人、女性６人の新人皇宮護衛官が入校式にのぞんだ。

皇宮警察本部とは、天皇皇后両陛下の護衛や、皇居の警備などを担う警察組織で、職員は「警察官」ではなく「皇宮護衛官」と呼ばれる。

採用試験は難関で、ことしの新人たちの倍率は２４倍以上だったという。

新人たちは、全寮制の警察学校で６か月から１０か月間、厳しい研修を受け、一人前の皇宮護衛官を目指す。