先月31日午後、愛知県武豊町の武豊火力発電所で火事があり、およそ5時間後に鎮火しました。ケガ人はいませんでしたが、発電所を運営する会社は先月31日夜に会見を開き、火災について謝罪しました。

消防によりますと、武豊町にあるJERA武豊火力発電所で、31日午後3時すぎ、「爆発音がした、黒煙が見える」などと近隣住民からの通報が相次ぎました。

爆発したのは地上13階部分にあるボイラー施設で、消防車など14台が出動し、燃料を運ぶコンベヤーなどにも延焼した後、およそ5時間後に鎮火しました。ケガ人はいないということです。

JERAは東京電力と中部電力が出資する発電会社で、先月31日夜に会見を開き、火事について謝罪しました。

JERA・浴田孝司執行役員「ご迷惑、ご心配をおかけしましたこと、深くおわびいたします。大変申し訳ございませんでした」

発電所では火事を受け、運転中だった5号機が停止しましたが、中部電力は電力の安定供給に影響はないとしています。消防などが出火原因を調べています。