軽症者ら療養先ホテルで感染防止講習 栃木
栃木県で初めて新型コロナウイルスに感染した軽症者らの療養先に決まったホテルで2日、対応にあたる県の職員らが、自衛隊員から講習を受けました。
栃木県では54人の感染が確認され、33人が入院していますが、県は今後、宇都宮市のホテルで最大111人の軽症者らを受け入れることを決めています。
2日、このホテルで、実際に配膳などの対応にあたる生活支援スタッフや医師、看護師ら約100人が、医療専門の自衛隊員から、感染防止の知識や技術について講習を受けました。感染者との空間や時間を分けるゾーニングや、防護服や手袋の安全な外し方などを具体的に教わったということです。
このホテルでの患者受け入れは3日にも始まりますが、栃木県は今後も複数の宿泊施設で受け入れ先を確保していく方針です。