母亡くしたシロイルカの赤ちゃん公開 職員一丸…人工保育などで対応 島根
島根県にある、しまね海洋館アクアスではシロイルカ・アーリャの赤ちゃんが報道関係者に公開されました。
今年7月1日に誕生したアーリャの赤ちゃんは、今月1日で生後3か月を迎えました。
誕生して10日後に母のアーリャが死んだため、職員が一丸となり、24時間観察や人工保育などで対応。シロイルカの人工保育は国内での成功例は1例しかなく、試行錯誤の日々が続いています。
しまね海洋館アクアス 三島有紀獣医師「元気でミルクもしっかり飲んで、どんどん成長していっているなと感じる」
アーリャの子は現在、体長およそ172センチ、体重92.4キロ。すくすくと成長していて飼育員とも仲良くじゃれ合っています。
しまね海洋館アクアス 三島有紀獣医師「お母さんイルカがいないという状況。精神的に安定させることも苦労している。これからシロイルカの群れの中に入っていく。どうやってリハビリしていくのかも課題」
順調に成長中のアーリャの子ども。一般公開の予定はまだ決まっていないということです。