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母亡くしたシロイルカの赤ちゃん公開 職員一丸…人工保育などで対応 島根

2024年10月10日 20:20
母亡くしたシロイルカの赤ちゃん公開 職員一丸…人工保育などで対応 島根

島根県にある、しまね海洋館アクアスではシロイルカ・アーリャの赤ちゃんが報道関係者に公開されました。

今年7月1日に誕生したアーリャの赤ちゃんは、今月1日で生後3か月を迎えました。

誕生して10日後に母のアーリャが死んだため、職員が一丸となり、24時間観察や人工保育などで対応。シロイルカの人工保育は国内での成功例は1例しかなく、試行錯誤の日々が続いています。

しまね海洋館アクアス 三島有紀獣医師「元気でミルクもしっかり飲んで、どんどん成長していっているなと感じる」

アーリャの子は現在、体長およそ172センチ、体重92.4キロ。すくすくと成長していて飼育員とも仲良くじゃれ合っています。

しまね海洋館アクアス 三島有紀獣医師「お母さんイルカがいないという状況。精神的に安定させることも苦労している。これからシロイルカの群れの中に入っていく。どうやってリハビリしていくのかも課題」

順調に成長中のアーリャの子ども。一般公開の予定はまだ決まっていないということです。

最終更新日:2024年10月10日 20:20