新潟県で震度5弱 気象庁「今後1か月程度は震度5強程度以上の地震に注意」
9日午後6時ごろ、新潟県で震度5弱の揺れを観測する強い地震がありましたが、津波による被害の心配はありません。
気象庁によりますと、9日午後5時59分ごろ、新潟・佐渡付近を震源とする地震があり、新潟・長岡市で震度5弱の強い揺れを観測しました。
このほか、三条市、柏崎市、佐渡市、石川県七尾市、輪島市、珠洲市で震度4の揺れを観測しました。
地震の規模を示すマグニチュードは6.0、震源の深さは10キロ、この地震による津波被害の心配はないということです。
震度5弱を観測した長岡市の消防本部によりますと現時点で被害に関する情報は入っておらず、長岡市も被害がないか引き続き情報を収集しています。
また東京電力によりますと、新潟県の柏崎刈羽原発は全ての原子炉が停止していて現時点でモニタリングポストの数値に異常は確認されていないということです。
1日の能登半島地震以降、能登半島の周辺の広い範囲で地震活動が活発な状態が続いています。気象庁は、揺れの強かった地域では、今後1か月程度は震度5強程度以上の地震に注意するよう呼びかけています。