広瀬議員の“秘書”業務用グループチャットに参加なし
広瀬めぐみ参議院議員が、秘書の給与をだまし取ったとして東京地検特捜部の家宅捜索を受けた事件で、勤務実態がなかったとされる公設第二秘書は、秘書用のSNSのグループチャットに参加していなかったことが関係者への取材でわかりました。
広瀬めぐみ議員は、2022年から去年まで勤務実態のない、公設第一秘書の妻を公設第二秘書として届け出て、国から給与をだまし取った疑いで特捜部の家宅捜索を受けました。
その後の関係者への取材で、当時、秘書たちが業務連絡に使用していたSNSのグループチャットに、この公設第二秘書の女性が参加していなかったことが新たにわかりました。
また、広瀬議員は、この秘書が「リモートワークしていた」と主張していますが、特捜部の任意の事情聴取に対し、事務所関係者は「リモートでは勤務できない」と供述しているとみられ、特捜部は、女性の勤務実態の裏付けを慎重に進めるものとみられます。