“ちょこっと防災” もし自宅でトイレが使えなくなったら? 非常時への備え
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森圭介キャスター
「台風10号の被害が長引く中、気をつけてほしいのがトイレです。台風や大雨の影響で排水管や下水管などの損傷が起きたりすると自宅の水洗トイレが使えなくなる可能性があります」
桐谷美玲キャスター
「うちではそういった場合に備えて簡易トイレを用意してます」
森キャスター
「もし自宅のトイレが使えなくなったときに知ってほしいのが、非常時のトイレの方法です。日本防災士機構の中野篤さんに教えてもらいました。まず、『便座をあげて、便器の上から袋をかぶせる』。養生テープなどがあれば袋のふちを便器に貼って固定することをおすすめします。次に『便座をさげて便座の上から、さらに別の袋をかぶせる』。つまり2枚の袋を重ねるということです。3つめに『袋の中に吸水性のあるもの、例えばオムツやトイレ用のペットシーツなどを入れる』。『捨てるときは上の袋だけをとってしっかり結んでまとめ、ゴミ収集ができる状態のときに自治体の指示に従って廃棄』をしてください」
「携帯できるトイレなど非常用グッズも販売しています。備蓄品のひとつとして用意しておくことも必要です」
(8月29日午後5時ごろ放送『news every.』より)
●news every.では、すぐできる防災のアイデア「#ちょこっと防災」 を紹介しています。