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60歳を迎えた消防職員 バス運転士として雇用 三重・桑名市

2023年10月4日 19:05
60歳を迎えた消防職員 バス運転士として雇用 三重・桑名市

4日、三重県桑名市が三重交通と結んだ協定では、60歳を迎えた市の消防職員に対して、三重交通が二種免許取得の費用を負担した上で、バス運転士として雇用することを取り決めています。

三重交通側は、大型車両の運転経験が豊富な消防職員を採用することで運転士の担い手不足の解消につなげたい考えです。

一方、桑名市側は公務員の定年延長に伴い、高齢の消防職員が現場で業務に当たるのは、体力的な面からリスクが高いことから、知識や経験を生かせる職場の提供を模索していました。

市によりますと、民間の事業者とこうした提携を結ぶのは全国で初めてだということです。

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