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“替え玉保険金殺人” 男に懲役30年判決 広島地裁

2024年7月2日 22:06
“替え玉保険金殺人” 男に懲役30年判決 広島地裁

広島県内のホテルで大学生に大量のアルコールを摂取させ殺害した罪などに問われた男に広島地裁は懲役30年の判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、広島市西区の南波大祐被告(33)です。判決によると南波被告は3年前、広島県廿日市市内のホテルで、当時大学生だった安藤魁人さんに睡眠導入剤やアルコールを大量に摂取させ殺害しました。

2日の判決で広島地裁の石井寛裁判長は、「自分にかけた6億円を超える保険金を得るための替え玉保険金殺人」とした上で、「極めて強い殺意の下で行われた計画的な殺人で、厳しく非難されるべき」などと指摘しました。そして、求刑通り、懲役30年の判決を言い渡しました。