「ヒアリ」ことし初めて確認 東京港
強い毒を持つ「ヒアリ」が、ことし初めて、東京港で確認されました。
環境省は、今月25日に、東京港の青海ふ頭にあるコンテナヤードで、「ヒアリ」約500匹が見つかったと発表しました。
ことし、ヒアリが確認されたのは全国でこれが初めてです。
環境省によりますと、全て、体長2.5ミリから6ミリ程度の「働きアリ」で、コンテナの下から出てきて地面を歩くヒアリの群れを、調査を委託された業者が発見し、その日のうちに、毒入りのエサを設置して、駆除を行っているということです。
南米原産で特定外来生物に指定されているヒアリは、刺されると激しい痛みを生じ、国内での定着を防げるか「ギリギリの段階」とされています。
環境省は、見つけたら触らず、相談ダイヤルや地元の自治体に連絡するよう呼びかけています。