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排気量が原付きバイクの上限超でも…条件満たせば原付免許で乗れるよう検討始める 警察庁

2023年9月7日 15:52

2025年から排ガス規制が厳しくなり、総排気量50cc以下の原付きバイクの生産、販売が困難になるため、警察庁は、排気量がそれよりも大きなバイクでも、最高出力を抑えれば原付免許で乗れるようにする取り組みの検討を始めました。

総排気量50cc以下の原付きバイクは、2025年11月から始まる新たな排ガス規制の適用対象となり、技術や費用の面から新たな生産、販売は困難になる見通しです。

このため警察庁は、排気量が原付きバイクの上限を超えていても、125㏄以下で、かつ最高出力を原付きバイク程度に抑える対応をした車体であれば、原付免許で利用できるようにする新たな取り組みについて有識者検討会を開いて検討すると発表しました。

現在の原付きバイクよりも大きなバイクを原付免許で乗ることについて、安全性に問題がないかなどを検討し、年内に提言をとりまとめることにしています。