門司海保の職員「ギャンブルに使用した」預かった団体の通帳から現金の引き出しと補填を繰り返す 216万円が使途不明 福岡
門司海保が入る庁舎
海辺の環境を守るために設立された任意団体の通帳から、現金の引き出しと補填のための入金を繰り返し、あわせて216万円の使途不明金を生じさせたとして、門司海上保安部の男性職員が22日、停職1年の懲戒処分を受けました。職員は22日付けで辞職しました。
懲戒処分を受けたのは、門司海上保安部の37歳の男性職員です。
門司海保によりますと、職員はおととし5月から去年11月まで、現金の引き出しを63回、補填(ほてん)のための入金を19回繰り返し、およそ216万円が使途不明になっていました。
職員本人からお金を使用したと申告があり、発覚しました。全額が弁済されています。
「ギャンブルに使用した。迷惑をかけて申し訳ない」と話しているということで、22日付けで辞職しました。
団体の設立に門司海保が協力したことから、通帳の管理を任されていたということです。「今後、預かった通帳の管理の仕方を改善し、再発防止に努めたい」としています。