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広島市営住宅などの解体に着手 4か月前の道路陥没事故で倒壊の危険と判定

2025年1月24日 19:02
広島市営住宅などの解体に着手 4か月前の道路陥没事故で倒壊の危険と判定

広島市西区で道路の陥没事故が発生してから、まもなく4か月です。現場では、市営住宅などの解体工事が始まっています。

広島市西区福島町の現場では24日朝、市営住宅と共に解体される福山通運・広島主管支店の管理棟から、壁や天井の一部を運び出す作業が行われました。

陥没事故は去年9月、市が発注した下水道の工事中に起きました。半径50メートル以内にある27棟のうち9棟が倒壊の危険性があると判定され、市営住宅2棟などが解体されることになっています。

工事の様子を見守る付近の住民は。

■住民
「ああやって大きな機具が入ってきてるからグラグラグラグラでドーンとくるじゃないですか。あんな感じどうしようもできない。様子を見るだけですよね。」

市営住宅に住んでいた18世帯のうち9世帯は別の市営住宅などに移り住むことが決まりました。残りの9世帯についても、調整が進んでいます。

事故発生からまもなく4か月。広島市によると、いまも20世帯42人が避難生活を送っているということです。
《2025年1月24日放送》

最終更新日:2025年1月24日 19:02
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