「電話で『お金』詐欺」の被害防止に役立ててもうらおうと、熊本県遊技業協同組合が、県警に防犯機能付き電話機などを寄付しました。

贈呈された防犯機能付き電話機60台と自動通話録音機100台は、65歳以上の高齢者がいる世帯に無償で貸し出されます。

ことし県内で発生した電話でお金詐欺の被害は10月までに99件で、約半数は固定電話への着信をきっかけとした被害だということです。

県警では、相手側に音声での警告を出せる防犯機能付き電話機と通話を記録する録音機の設置を推奨しています。

■音声
「通話内容は防犯のため自動録音します」

■熊本県警 生活安全企画課・辻直樹次席
「電話でお金の話がでたらまずは詐欺を疑っていただきたいということと、電話を実際に受けてしまうと被害にあう可能性がありますので、こういった電話を活用ほしい」

防犯機能付き電話機と録音機を使いたい人は、最寄りの警察署に問い合わせてほしいということです。