【解説】多様化する電話で「お金」詐欺 多いのは国際電話を使う手口
熊本県警によりますと、「電話で『お金』詐欺」の件数は、今年1月から9月までで92件。去年の同じ時期に比べると20件以上も増えています。
去年を下回るペースですが、今年はすでに2億2500万円以上の被害が出ています。
手口も多様化しています。被害の半分近くを占めるのが架空の料金を請求する手口です。
中でも多いのが、電話番号の頭にプラス(+)が表示された国際電話を使う手口です。
電話に出ると音声ガイダンスが流れ、オペレーターにつながると、有料サイトの利用料金など架空の請求をしてきます。
その際、「今日中に支払わないと裁判になる」などと不安感をあおる言葉を使います。そして電子マネーカードを購入させ、番号を聞き出しお金をだまし取ります。
熊本県警はこのような詐欺被害にあわないために、電話で「お金」詐欺被害防止マニュアルをホームページで公開しています。様々な手口も紹介されていますので参考してみてください。