能登半島地震「ちょっと楽になった」 日赤熊本「こころのケア班」が活動報告
能登半島地震で、日本赤十字社熊本県支部が石川県に派遣していた「こころのケア班」の看護師や保健師が、活動を終えて熊本に戻り、活動報告をしました。
派遣されていたのは、熊本赤十字病院と日本赤十字社熊本健康管理センターの看護師や保健師など4人です。4人は2月8日から12日まで、石川県志賀町で「こころのケア班」として保健師の支援を行い、避難所を巡回しました。13日に熊本赤十字病院で行われた出迎え式では、看護師の上野珠美さんが代表して活動報告を行いました。
■派遣された看護師 上野珠美さん
「けっこう時間をかけて話を聞いた。ちょっと楽になりましたと言われたので、お役に立てたかなと感じた」
また上野さんは、同じように地震を経験した熊本から来たということで、話を聞いた被災者が心を開いてくれたと話しました。
日本赤十字社熊本県支部は、16日から救護班の第4班と災害医療コーディネートチームを派遣する予定です。