女子生徒にわいせつ行為の男性教諭を懲戒免職 児童を投げて転倒させた男性教諭は減給
熊本市と人吉市で28日、教員や職員の懲戒処分が発表されました。
熊本市教育委員会は、駐車場に停めた車の中で10代の女子生徒にわいせつな行為をしたとして、元中学校の男性教諭(26)を28日付で懲戒免職としました。元教諭は去年9月、児童買春や児童ポルノ禁止法違反などの疑いで逮捕されています。
また、ボールを奪おうと体をぶつけてきた児童に腹を立て、腕などをつかんで投げて転倒させるなどの暴行を加えた小学校の男性教諭(42)を減給10分の1、3か月の処分としました。男性教諭の行為は、市の体罰等審議会で体罰に認定されました。
人吉市も3件の懲戒処分を発表しました。1件は、市民の意見を受け付けるために市役所に設けた「ひらめき箱」に昨年度投稿されたすべての意見が放置されていた問題です。市は運用にあたっていた経済部と市民部の担当職員2人を戒告処分、上司3人を訓告などの処分としました。
また、国宝青井阿蘇神社や人吉城址など59件が登録されている日本遺産について、2021年度から3年間、協議会の規約で定めた総会を実施しなかったとして、職員1人を減給1か月とするなど、あわせて3件で18人の処分を発表しました。