「投票所で名刺持たせる」障害者施設入所者に特定候補への投票を促した疑い 職員9人書類送検
衆院選の投票所
10月に行われた衆議院議員選挙で熊本市内の障害者施設の入所者に特定の候補者への投票を促したとして、職員9人が書類送検されました。
公職選挙法違反(投票干渉)の疑いで書類送検(26日付)されたのは、熊本市内の障害者施設の職員9人です。警察によりますと、9人は10月に行われた衆院選の期日前投票の期間中、熊本市内の期日前投票所で施設入所者の十数人に特定の候補者の名刺などを持たせて投票を促し、投票に干渉した疑いがもたれています。
事前の情報に基づき期日前投票所を視察していた警察の捜査員が、職員らの行為を確認しました。調べに対し職員らは、おおむね容疑を認めているということです。
今回の衆院選で、熊本県警は文書掲示違反など41件の警告を出し、26日に選挙違反取締本部を解散しました。
最終更新日:2024年11月28日 19:13