お歳暮やおせちに人気のクルマエビ…。

宇部市の養殖場では慌ただしく出荷作業が進められています。

宇部市東岐波の養殖場では年間およそ20トンのクルマエビを全国各地に出荷しています。

大きいものでサイズは20センチ余り。

ことしは暑さにより水温が高い期間が長く、餌をしっかり食べたため身が大きく育ちました。

いきの良さと身が締まって筋肉質なところが人気で、生産量の半分を出荷している東京・豊洲市場では今年7月、1キロ5万円の最高値を記録したということです。

（宇部車海老養殖場　酒井 幸男場長）「向こうに着いて生簀にいれても何日も生きている。向こうの人も買いやすい。生で食べてもらっても歯ごたえがあるので、火を通したら色もきれいで甘みも一層増すから違いを比べてもらったら。」

商品は箱詰めされていて、およそ4000円～14000円の間で販売されています。

出荷のピークは12月20日ごろだということです。