鹿児島市が3月末で任期を迎える松枝 副市長について4月以降も続投させる方針を固めたことが複数の関係者への取材でわかりました。現在、開会中の市議会の最終本会議で副市長人事案として提案される予定です。

　4月以降も副市長を続投する見通しとなったのは松枝 岩根さん(62)です。松枝さんは、2021年4月1日に下鶴市長が起用し副市長に就任、来月末で1期4年の任期を迎えます。鹿児島市の副市長は2人体制を敷いていて松山 芳英 副市長が去年12月に辞任し退職したあとは、松山 副市長の業務を松枝 副市長が引き継ぎ1人で下鶴市長を支えています。

　複数の関係者によりますと下鶴市長が、4月以降も松枝 副市長を続投させる方針を固めたことがわかりました。鹿児島市は、2005年から2017年まで3代続けて副市長を国土交通省から迎えています。松枝さん以外のもう1人の副市長については中央省庁から迎えるものと見られています。副市長の人事案は現在、開会中の鹿児島市議会の最終本会議で提案される予定です。