<仙台の夏の風物詩>震災犠牲者への鎮魂の思い込め『広瀬川灯ろう流し』 2年ぶりの花火大会も
仙台の夏の風物詩「広瀬川灯ろう流し」が、20日行われている。
20日午後7時45分からは、2年ぶりとなる花火大会も実施されている。
今年で35回目となる「広瀬川灯ろう流し」は、江戸時代の飢きんでの供養が始まりとされ、現在は東日本大震災の犠牲者への鎮魂の思いも込められている。
会場の宮沢橋付近には多くの人が訪れ、用意された灯ろうを川面に浮かべ、静かに手を合わせて祈りをささげていた。
灯ろうは2000個あまり用意され、広瀬川は幻想的な雰囲気に包まれていた。
20日午後7時45分からは2年ぶりとなる花火大会も行われ、およそ1000発の花火が仙台の夜空を彩る。